令和7年度 第2回 工事担任者 総合通信 基礎 過去問解説 第1問

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令和7年度 第2回 工事担任者 総合通信 基礎 第1問

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目次

第1問(ア)

解答

4

解説

上下に2つのループを作り、キルヒホッフの第2法則を使って解きます。

・上のループ(電源40V)を時計回りに流れる電流をI1I_1

・下のループ(電源40V)を反時計回りに流れる電流をI2I_2

中央の 2Ωの抵抗にはI1I_1I2I_2が合流して流れることになります。つまり、流れる電流IIは以下の式で表せます。

I=I1+I2I = I_1 + I_2

【上のループ】

1I1+1I1+2(I1+I2)=401 \cdot I_1 + 1 \cdot I_1 + 2(I_1 + I_2) = 40

4I1+2I2=404I_1 + 2I_2 = 40 \quad \dots \text{①}

【下のループ】

1I2+3I2+2(I1+I2)=401 \cdot I_2 + 3 \cdot I_2 + 2(I_1 + I_2) = -40

2I1+6I2=402I_1 + 6I_2 = -40 \quad \dots \text{②}

①と②の連立方程式を解くと

I1=16 AI_1 = 16 \text{ A} I2=12 AI_2 = -12 \text{ A}

I=I1+I2=1612=4 AI = I_1 + I_2 = 16 – 12 = 4 \text{ A}

第1問(イ)

解答

2

解説

それぞれの枝路に流れる電流を個別に求め、最後にそれらを合成して全電流IIを求めます。

コイルに流れる電流:IL=VXL=453=15 AI_L = \frac{V}{X_L} = \frac{45}{3} = 15\text{ A}

コンデンサに流れる電流:IC=VXC=455=9 AI_C = \frac{V}{X_C} = \frac{45}{5} = 9\text{ A}

交流回路において、コイルとコンデンサに流れる電流は位相が真逆(180度反対)になります。

コイルの電流:電圧に対して位相が90°遅れる

コンデンサの電流:電圧に対して位相が90°進む

このため、全電流IIは単純な足し算ではなく、引き算で求めます。

I=|ILIC|=|159|=6 AI = |I_L – I_C| = |15 – 9| = 6\text{ A}

第1問(ウ)

解答

4

解説

ファラデーの電磁誘導の法則の公式は次のとおりです。

e=NΔΦΔte = -N \frac{\Delta \Phi}{\Delta t}

※本来の物理法則では、変化を打ち消す方向に電圧が発生することを示す「(マイナス)」がつきますが、選択肢や設問の形式から、ここではその大きさ(比例定数)を問われています。

第1問(エ)

解答

1

解説

この現象は、モーターが回る原理そのものです。磁界・電流・力の関係式は、次の公式で表されます。

F=BILsinθF = B I L \sin \theta

問題文に「磁界に直交して(垂直に)」と書かれているため、sin90=1\sin 90^\circ = 1となり、F=BILF = B I Lとなります。

この記事を書いた人

30代電気通信エンジニア

所有資格:一陸特、一陸技、電気通信主任技術者(伝送交換)、工事担任者(AI・DD総合種)、電気工事士2種、CCNA(期限切れ)

誰かの役に立てばいいなと思っています。

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