本記事は、「令和6年度 1級電気通信工事施工管理技士 1次試験 試験問題B 問21~問25」の解説になります。
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No.21
解答
4
解説
(1)正しい
一人だと見落としや思い込み(個人的偶発的要因)が発生しやすいため、精度を上げるための基本です。
(2)正しい
事前調査の大きな2つの柱です。まず書類(契約)を理解し、次に現場の実態を把握します。
(3)正しい
現場調査は多岐にわたるため、漏れを防ぐためにチェックリストを活用するのは非常に有効な手法です。
(4)誤り
契約条件の確認は、工期、請負代金、工事範囲、支払い条件など、書類上の約束事を確認することです。
現場条件の調査は、実際の現場に行って、周辺環境、地下に何があるか、邪魔なものがないかなど、物理的な状況を確認することです。
No.22
解答
3
解説
(1)正しい
施工管理には「Q(品質)」「C(原価)」「D(工程)」「S(安全)」の4本柱があり、工程管理はその中核です。
(2)正しい
計画(Plan)、実施(Do)、検討(Check)、処置(Action)の順で進めるのが基本です。
(3)誤り
遅れが出た際は、計画を修正したり対策を講じたりして工期を守るのが工程管理の役割です。
工程管理の真の目的は、単に「最初の計画を死守すること」ではありません。
もし実施工程に遅れが出た場合は、「なぜ遅れたのか」を分析し、必要に応じて人員を増やしたり工法を見直したりして、最終的な「工期」に間に合わせるように調整(処置)することが重要です。
(4)正しい
現場全体で「今どこまで進んでいるか」を共有することは、チームの意識を高め、効率化に繋がります。
No.23
解答
2
解説
(ア)ガントチャート
縦軸に作業項目(部分工事)、横軸に「出来高比率(%)」をとります。
「あと何パーセントで終わるか」という進捗率を視覚化した棒グラフです。
(イ)バーチャート
縦軸に作業項目(部分工事)、横軸に「暦日(日付や日数)」をとります。
最も一般的な工程表です。「いつからいつまで作業をするか」というスケジュールがひと目で分かります。
(ウ)グラフ式工程表(曲線式工程表)
縦軸に出来高比率、横軸に日数をとり、工程を「斜線(または曲線)」で表します。
バーチャートとガントチャートの両方の長所を合わせたような工程表です。斜線の傾きで作業の進み具合(スピード)を把握できます。
No.24
解答
4
解説
(1)正しい
矢印(アロー)でつなぐため、「Aが終わらないとBを始められない」といった前後関係が非常に分かりやすいのが最大の特徴です。
(2)正しい
全体の工期を決定づける「クリティカルパス」が見つかるため、どこを遅らせてはいけないか(重点管理項目)がはっきりします。
(3)正しい
各作業の関連がわかるため、いつ、どの現場に、どれくらいの職人や機械を配置すべきかの調整がしやすくなります。
(4)誤り
ネットワーク工程表(アロー型など)は、計算の規則(ルール)が数学的に明確なため、コンピュータ処理に非常に適しています。
大規模なプロジェクトでも、コンピュータを使えば一瞬で「最も時間がかかるルート(クリティカルパス)」を計算したり、計画変更に伴う修正を行ったりすることが可能です。
No.25
解答
2
解説
(1)正しい
これが抜取検査の定義そのものです。
(2)誤り
抜取検査は、たくさんある製品(ロット)の中から「一部」だけを取り出して調べる方法です。そのため、たまたま抜き取ったサンプルが合格基準を満たしていても、調べていない残りの中に不良品が混じっている可能性(リスク)がどうしても残ります。
(3)正しい
検査すると製品が壊れてしまう場合(電球の寿命テストなど)や、数が多すぎて全部見切れない場合に必須の手法です。
(4)正しい
合否判定の単位となる製品の集まり(山)を「ロット」と呼びます。

