令和5年度 1級電気通信工事施工管理技士 1次試験 試験問題B 過去問解説 問31~問32

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令和5年度 1級電気通信工事施工管理技士 1次試験 試験問題B 問31~問32

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目次

No.31

解答

1

解説

① 正しい
移動式足場を傾斜地や凹凸のある場所で設置すると、全体のバランスが崩れて転倒する危険性が非常に高くなります。
そのため、脚部にある「アウトリガー」や「ジャッキ(ジャッキベース)」を調節し、作業床が常に水平になるように保持して使用する必要があります。

② 誤り
作業床に労働者を乗せたまま移動式足場を移動させることは、いかなる場合でも禁止されています(作業責任者が監視していてもダメです)。移動させる際は、必ず一度全員が足場から降りる必要があります。

③ 正しい
機材の搬入などの理由で、一時的に手すりや中さん(墜落防止のための柵)を取り外して作業することがあります。
この場合、その作業が終わって必要がなくなったら、直ちに元の安全な状態(手すりが設置された状態)に戻さなければなりません。

④ 誤り
移動式足場の作業床はそれ自体が不安定であり、その上でさらに脚立やはしごを立てて作業を行うと、足場自体がひっくり返ったり、脚立から足場外へ転落したりする危険があります。
どれだけ確実に固定したとしても、「足場の上で脚立やはしごを使用すること」自体が原則禁止されています。

No.32

解答

4

解説

① 誤り
クレーン等安全規則第75条において、「運転者は荷をつったままで、運転位置を離れてはならない」と定められています。
ブレーキがかかっている状態であっても、不意の作動やワイヤーの不具合で荷が落下・旋回する危険があるためです。確認が必要な場合は、一度荷を下ろすか、合図者(誘導員)に確認してもらう必要があります。

② 誤り
クレーン等安全規則第69条において、「移動式クレーンにその定格荷重をこえる荷重をかけて使用してはならない」と定められています。
地盤を鉄板でどれだけ強固に補強したとしても、「定格荷重(そのクレーンが耐えられる最大の重さ)」を超える荷をつることは法律で厳しく禁止されています。定格荷重を超えると、地盤に関係なくクレーンのアーム(ブーム)が折れたり、機体そのものがひっくり返ったりします。

③ 正しい
クレーン等安全規則第70条において、「アウトリガー又はクローラを最大限に張り出すことができない場合であって、当該移動式クレーンに掛ける荷重が当該移動式クレーンのアウトリガー又はクローラの張り出し幅に応じた定格荷重を下回ることが確実に見込まれるときは、この限りでない」と定められています。
移動式クレーンは、アウトリガー(機体を支える左右の脚)を外に広げるほど安定します。現場が狭くて最大まで広げられない場合は、その「狭い張り出し幅に応じた、通常より小さな定格荷重(制限された性能)」が設定されます。作業中の荷重が、その制限された定格荷重を下回っていることを確認して作業するのは正しい手順です。

④ 正しい
クレーン等安全規則第73条において、「作業の性質上やむを得ない場合又は安全な作業の遂行上必要な場合は、移動式クレーンのつり具に専用の搭乗設備を設けて当該搭乗設備に労働者(作業の一部を請負人に請け負わせる場合においては、労働者及び当該請負人に係る作業従事者)を乗せることができる」と定められています。
原則としてクレーンで人を吊り上げることは禁止されていますが、「作業の性質上やむを得ない場合」かつ「墜落防止措置を施した専用の搭乗設備(ゴンドラなど)」を設置する場合に限り、例外的に人を乗せて作業することが認められています。

この記事を書いた人

30代電気通信エンジニア

所有資格:一陸特、一陸技、電気通信主任技術者(伝送交換)、工事担任者(AI・DD総合種)、電気工事士2種、CCNA(期限切れ)

誰かの役に立てばいいなと思っています。

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