令和5年度 1級電気通信工事施工管理技士 1次試験 試験問題B 過去問解説 問26~問30

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令和5年度 1級電気通信工事施工管理技士 1次試験 試験問題B 問26~問30

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目次

No.26

解答

2

解説

(1)正しい
労働安全衛生規則第107条において、問題文に記載のとおり定められています。
メンテナンスや調整のために一時停止している間に、他の人が誤ってスイッチを入れてしまうと大事故に繋がります。「操作禁止の看板(ロックアウト等)」と「監視人の配置」をダブルで行うことは、安全管理上きわめて適切な措置です。

(2)誤り
服や髪の毛が巻き込まれる危険がある場合、「監視人を置く」だけでは根本的な解決(物理的な接触の防止)になりません。監視人を置くのではなく、「囲い(カバー)」や「覆い」を設けて物理的に接触できないようにする必要があります。

(3)正しい
労働安全衛生規則第104条において、問題文に記載のとおり定められています。
機械が急に動き出すと周囲の作業員が危険です。そのため、「合図のルールを決める」「合図をする責任者を決める」「周囲にしっかり合図を送ってから動かす」というのは、労働安全衛生上の基本ルールです。

(4)正しい
労働安全衛生規則第101条において、問題文に記載のとおり定められています。
巻き込み事故の防止には物理的なガード(囲いや覆い)を設置することが有効です。

No.27

解答

1

解説

労働安全衛生規則第36条において、特別教育を必要とする業務が定められています。

(1)誤り
「つり上げ荷重が1トン未満の移動式クレーンの運転(道路上を走行させる運転を除く。)の業務」と定められています。

(2)正しい
「低圧(直流にあっては750ボルト以下、交流にあっては600ボルト以下である電圧をいう。以下同じ。)の充電電路(対地電圧が50ボルト以下であるもの及び電信用のもの、電話用のもの等で感電による危害を生ずるおそれのないものを除く。)の敷設若しくは修理の業務」と定められています。

(3)正しい
「作業床の高さが10メートル未満の高所作業車の運転(道路上を走行させる運転を除く。)の業務」と定められています。

(4)正しい
「つり上げ荷重が1トン未満のクレーン、移動式クレーン又はデリツクの玉掛けの業務」と定められています。

No.28

解答

3

解説

① 誤り
同軸ケーブルの固定には、VVF用ではなく同軸ケーブル専用のステップル(またはサドル)を使用するのが原則です。
また、同軸ケーブルは内部の芯線と外部導体の位置関係(同軸性)が崩れると通信特性(インピーダンス)が変化して信号が劣化します。そのため、たるみをもたせて固定するのが正しいです。

② 正しい
同軸ケーブル同士を繋ぐときは、ケーブルの太さや規格(5C-2Vや5C-FBなど)に適合したコネクタ(F型コネクタなど)を使うのが基本です。さらに、屋外では雨水の浸入によるサビや信号減衰を防ぐため、「防水形コネクタの使用」と「防水テープ等による防水処理」の二重の対策を行うのが正しい施工です。

③ 誤り
同軸ケーブルを急激に曲げると、内部の絶縁体が潰れて通信不良の原因になります。そのため、安全に曲げられる限界(許容曲げ半径)が定められています。
一般的な同軸ケーブルの曲げ半径は、仕上がり外径の6倍以上(メーカーやケーブルの種類によっては10倍以上)必要とされています。

④ 正しい
同軸ケーブル(弱電流電線)と低圧屋内配線(強電流電線)が接触すると、万が一の漏電時に同軸ケーブル側に高電圧が流れ込んで機器が壊れたり、火災の原因になったりします。
そのため、交差・接近する場合は「直接接触させないこと」、そして遮断するために「難燃性の絶縁管(PF管など)に通すこと」が正しい施工です。

No.29

解答

2

解説

① 正しい
高さ31mを超える建築物や、一定の工作物(高さ制限の基準は種類によりますが、鉄塔など特定の架設物等で高さ条件に該当するもの)については、工事開始の14日前までに所轄労働基準監督署長に「建設工事計画届」を提出する必要があります。

② 誤り
道路占用許可の申請先は、その道路を管理している「道路管理者」(国、都道府県、市区町村など)になります。
警察署長に提出するのは、一時的に道路をふさいで工事を行うための「道路使用許可」です。

③ 正しい
騒音規制法(および振動規制法)に基づき、指定地域内でくい打機やバックホウなどの特定の機械を使用する工事(特定建設作業)を行う場合は、作業開始の7日前までに市町村長に「特定建設作業実施届出書」を提出しなければなりません。

④ 誤り
道路使用許可の申請先は、その場所を管轄する「所轄警察署長」になります。

No.30

解答

3

解説

① 誤り
山積みして「凹部(へこんでいる部分)」になっているということは、その期間は「人員が余っている(暇な)状態」です。作業のネック(ボトルネック)になっていて人が足りないのは「凸部(山が高くなっている部分)」です。したがって、凹部に対してさらに「増員する」というのは誤りです(正しくは、凸部の人間を凹部に回すなどして平準化します)。

② 正しい
山積みの目的は、日々必要な人員・資材を積み上げて累計を把握し、工程全体の需要を可視化することです。

③ 正しい
本来なら他工事を待たなければならない作業であっても、「独自の工法や技術(例えばプレハブ化や別場所での先行製作など)」を採用することで、前後の制約をクリアして前倒し(先行施工)することが可能になれば、結果として全体の山(リソースの集中)を崩して平準化することができます。

④ 誤り
山崩しは原則として「許容される余裕(フロート)の範囲内」で行わなければなりません。範囲を超えて遅らせてしまうと、最終的な「工期(引渡日)」が遅れてしまうため、工程管理として不適当(誤り)となります。

この記事を書いた人

30代電気通信エンジニア

所有資格:一陸特、一陸技、電気通信主任技術者(伝送交換)、工事担任者(AI・DD総合種)、電気工事士2種、CCNA(期限切れ)

誰かの役に立てばいいなと思っています。

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