令和5年度 1級電気通信工事施工管理技士 1次試験 試験問題B 過去問解説 問6~問10

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令和5年度 1級電気通信工事施工管理技士 1次試験 試験問題B 問6~問10

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目次

No.6

解答

1

解説

(1)誤り
電気設備の技術基準の解釈第148条において、「低圧幹線の許容電流が過電流遮断機の定格電流の55%以上の場合、遮断機を施設しないことができる」と定められています。
「施設しないことができる(省略できる)」ためには、分岐させる電線の許容電流が、もとのブレーカー(過電流遮断器)の定格電流の55%以上でなければなりません。この選択肢では「50%」となっているため、省略は認められません。

(2)正しい
電気設備の技術基準の解釈第149条において、「低圧幹線との分岐点から電線の長さが3m以下の箇所に、過電流遮断器を施設すること」と定められています。
この選択肢は原則通りの「3mの箇所」に設置しているので、電線の太さに関わらず正しい施工です。

(3)正しい
電気設備の技術基準の解釈第148条において、問題文に記載のとおり定められています。
幹線を流れる電流を計算する際、すべての機器が同時に100%動くわけではない場合、その実態に合わせた係数(需要率)を掛けて、電線の太さを決めることができます。

(4)正しい
電気設備の技術基準の解釈第149条において、「電線の長さが8m以下であり、かつ、電線の許容電流がその電線に接続する低圧幹線を保護する過電流遮断器の定格電流の35%以上である場合、分岐点から3mを超える箇所に施設することができる」とおり定められています。
この選択肢は「40%(35%以上)」で「7m(8m以内)」なので、正しい記述です。

No.7

解答

4

解説

(1)正しい
ホテルの客室などでよく見られる方式です。各部屋に置かれた「ファンコイルユニット(FCU)」に、中央から冷水・温水を送って温度調節をします。個別制御がしやすいのが特徴です。

(2)正しい
建物全体で外気(新鮮な空気)を取り込む「一次空調機」と、各フロアごとに温度を微調整する「二次空調機」を分けるやり方です。フロアごとに使用時間が異なるオフィスビルなどで採用されます。

(3)正しい
「CAV(Constant Air Volume)方式」とも呼ばれます。風量は変えずに、送る空気の温度を変えることで室温を調節します。仕組みがシンプルで、劇場や大空間の空調に向いています。

(4)誤り
これは、「放射冷暖房方式(輻射冷暖房方式)」の説明です。
「パッケージユニット方式」とは、あらかじめ工場で組み立てられたエアコンのセット(パッケージエアコン)を設置する方式のことを指します。家庭用や店舗用のエアコンをイメージすると分かりやすいでしょう。

No.8

解答

2

解説

(1)正しい
不活性ガス消火設備には、部屋全体をガスで満たす「全域放出方式」と、特定の火元に直接吹きかける「局所放出方式」があります。このうち、局所放出方式が認められているのは「二酸化炭素」を使用する場合のみです。窒素などの他のガスでは認められていません。

(2)誤り
不活性ガス消火設備に使われる消火剤は、主に「二酸化炭素」「窒素」「IG-55(窒素・アルゴンの混合)」「IG-541(窒素・アルゴン・二酸化炭素の混合)」などです。
選択肢にある「ハロゲン化物」は、不活性ガスとは別の分類である「ハロゲン化物消火設備」として扱われます。

(3)正しい
火災検知器が火を感知して自動で動き出す「自動式」と、人間がボタン(手動起動装置)を押して動かす「手動式」の2つがあります。

(4)正しい
二酸化炭素による消火の仕組みは2つです。
① 窒息効果:酸素濃度を下げる(これがメイン)。
② 冷却効果:液化二酸化炭素が放出される際に周囲の熱を奪う。 
この2つの効果で火を消します。

No.9

解答

1

解説

標準貫入試験とは、地面に穴を掘り(ボーリング)、その穴の底で重さ 63.5kg のハンマーを 75cm の高さから自由落下させて、「サンプラー」という筒を地面に打ち込む試験です。

この試験では、サンプラーを地面に 30cm 打ち込むのに何回叩いたかを数えます。

このときの「打撃回数」のことを、土の硬さを表す指標として「N値」と呼びます。

No.10

解答

4

解説

「塗膜防水」とは、その名の通り「液体の材料を塗って、乾かしてゴムのような膜を作る」防水工法です。

塗膜防水の材料は、ペンキのようにドロドロした「液体状の塗膜防水剤」(ウレタンゴム系など)です。これをハケやローラーで床に塗っていきます。

液体を塗るだけだと、地震などで建物が動いた時に膜が破れてしまうことがあります。そのため、膜の強度を高めるために「シート状の補強布」(メッシュ状の布)を塗り重ねる途中で挟み込みます。

アスファルトルーフィングとは、「防水シート」のことで、あらかじめ工場で作られた厚いシートを敷き詰める「シート防水」などで使われる材料です。

この記事を書いた人

30代電気通信エンジニア

所有資格:一陸特、一陸技、電気通信主任技術者(伝送交換)、工事担任者(AI・DD総合種)、電気工事士2種、CCNA(期限切れ)

誰かの役に立てばいいなと思っています。

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