本記事は、「令和8年度 第1回 工事担任者 総合通信 理論 第7問」の解説になります。
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第7問(ア)

解答
2
解説
A 誤り
PECケーブル(Polyethylene Insulated City Cable)は、心線被覆にポリエチレン(PE)を使用しています。ポリエチレンは、ポリ塩化ビニル(PVC)と比較して誘電率が小さい(低い)のが特徴です。
誘電率が小さいほど、信号の減衰(静電容量による損失)を抑えることができるため、長距離や多対の通信用ケーブルに適しています。
地下区間への適用を前提として設計されているため、地下の厳しい環境(水分や横からの圧力など)に耐えられる特徴を持っています。
B 正しい
CCPケーブル(Color Coded Polyethylene insulated cable)は、記述の通り、色分け(カラーコード)によって心線の識別を容易にするために着色したポリエチレンを心線被覆に用いています。
主にアクセス系の配線として、架空区間(電柱に架ける区間)などに広く適用されています。
第7問(イ)

解答
1
解説
長方形の中に横線が1本引かれたこの記号は、「端子盤」(または端子箱)を表します。
通信用ケーブルや端子盤において、「P」は「Pair(対:つい)」を表します。分数の形式で書かれている場合、以下のようなルールがあります。
分母(下の数字):全体の容量(収容可能な最大対数)
分子(上の数字):現在の実装(実際に取り付けられている対数)
第7問(ウ)

解答
3
解説
rdg(reading)は「読取値(測定値)」のことです。
今回の測定値は なので、その を計算します。
dgt(digit)は「最下位桁の数字」のことです。
今回のテスタの分解能(表示できる最小の桁)は です。つまり、最下位桁の数字「1」が に相当します。
「」ということは、最下位桁の6個分(6カウント分)という意味になるので、以下のように計算します。
求めた2つの値を足し合わせます。
第7問(エ)

解答
1
解説
A 正しい
ISDN基本インターフェース(BRI)回線において、電話局側から建物内(DSUまで)のメタリック回線は通常2線式で引き込まれます。
しかし、DSU(回線終端装置)とPBX(主装置)やターミナルアダプタなどを接続する宅内側(S/T点)のインターフェースは4線式(送信2線、受信2線)となります。
B 誤り
PBXの主装置の筐体(ケース)に取り付ける接地線(アース線)には、一般的にIV線(600Vビニル絶縁電線)が用いられます。
記述にある CV線(架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル) は、主に電力輸送用の幹線などに使われるシース(外皮)付きの強固なケーブルであり、単なる機器の接地線として一般的に使われるものではありません。
第7問(オ)

解答
4
解説
ラウンドロビン(Round Robin)とは、「順番に巡回する」「持ち回りで処理する」という意味です。
電話の着信においては、「前回着信した電話機の次の番号から順番に空いている電話機を探して呼び出す」という動作をします。
これにより、特定の電話機だけに負荷(着信)が集中するのを防ぎ、グループ内の内線(オペレーターなど)の利用頻度をおおむね均等にすることができます。

