本記事は、「令和6年度 1級電気通信工事施工管理技士 1次試験 試験問題B 問6~問10」の解説になります。
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No.6
解答
1
解説
(1)誤り
就業規則を作成した際は、都道府県ではなく、「所轄労働基準監督署長」に届け出る必要があります。
労働基準法関連の手続きは、基本的により現場に近い「労働基準監督署」が窓口になります。
(2)正しい
社長(事業主)だけでなく、部長や工場長など、人事や労務について権限を与えられ、事業主のために行動する人はすべて「使用者」に含まれます。
(3)正しい
賃金や労働時間、勤務地などの重要な条件は、口頭だけでなく原則として書面(労働条件通知書など)で明示しなければなりません。
(4)正しい
有給休暇がもらえる条件は以下の2点です。
① 雇い入れから6ヶ月間継続して勤務していること
② 全労働日の8割以上出勤していること
これらを満たすと、初年度は10日の有給休暇を与える義務が生じます。
No.7
解答
4
解説
(1)正しい
仕事で怪我をした後に会社を辞めたとしても、補償を受ける権利は消えません。また、その権利を誰かにあげたり(譲渡)、借金のカタに取られたり(差し押さえ)することも法律で禁止されています。
(2)正しい
労働者がわざと、あるいは重大な不注意で怪我をした場合、労働基準監督署(行政官庁)から「これは労働者のミスが大きすぎる」と認定を受ければ、会社は休業補償や障害補償を支払わなくてもよくなります。
(3)正しい
業務上の怪我や病気に対して、会社は「必要な治療を行う」か「治療費を全額出す」義務があります。
(4)誤り
「平均賃金に、障害の程度に応じた定まった日数を乗じて(掛け算して)得た金額」を支払う必要があります。
障害補償は、障害の重さに応じて「平均賃金の〇日分」という形で支給されます。割り算(除す)をすると金額が非常に少なくなってしまうため、実務的にも「掛け算(乗ずる)」が正解です。
No.8
解答
3
解説
(1)正しい
つり足場、張出し足場、または高さが5m以上の構造の足場の組立て・解体には、「足場の組立て等作業主任者」が必要です。つり足場は高さに関わらず選任が必要です。
(2)正しい
掘削面の高さが 2m以上 となる地山の掘削作業には、「地山の掘削作業主任者」が必要です。
(3)誤り
高さが 5m以上 のコンクリート造の工作物の解体や破壊作業には、「コンクリート造の工作物の解体等作業主任者」が必要です。
設問の「4m」は基準に達していないため、法律上「作業主任者の選任」は義務付けられていません。
(4)正しい
雨水や湧水が滞留しているピット内は、微生物の呼吸などにより酸素が欠乏したり、硫化水素が発生したりする危険があります。そのため、「酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者」の選任が必要です。
No.9
解答
2
解説
(1)正しい
事故が起きた際、なぜ起きたのかを突き止め、二度と起きないように指揮を執るのは非常に重要な業務です。
(2)誤り
保険料の納付などの事務手続きは、「労働保険の保険料の徴収等に関する法律」などに基づく総務・経理的な業務であり、労働安全衛生法で定められた「安全衛生」の管理業務には含まれません。
(3)正しい
安全(ケガ防止)と衛生(病気防止)の基本中の基本となる業務です。
(4)正しい
従業員の体の健康を守ることも、管理すべき業務に含まれます。
「総括安全衛生管理者」は、工場や建設現場などの事業場において、その事業の実施を実質的に統括管理する人(工場長や店長など)が選任されます。
イメージとしては、現場のトップが「安全と健康に関する最高責任者」として、以下の5つの柱を統括する役割です。
・危険・健康障害の防止
・安全衛生教育の実施
・健康診断・健康保持増進
・労働災害の原因調査・再発防止
・その他、安全衛生に関する重要事項
No.10
解答
4
解説
(1)正しい
電柱や管路など、何をどのような形で設置するのかを示す図面や構造図は、道路の安全性や維持管理を確認するために必須の記載(添付)事項です。
(2)正しい
工事のために道路を掘り返した場合、どのように元通りに舗装し直すのか(復旧の厚さや材料など)を具体的に示す必要があります。
(3)正しい
いつからいつまで道路を占有し、工事を行うのかというスケジュール管理も、道路の円滑な交通を確保するために欠かせない情報です。
(4)誤り
「道路占用料」は、申請を受けた道路管理者が、占用の期間や面積などに基づいて算定し、占用者に通知するものです。
申請者が自分から「いくら払います」と申請書に書く項目ではありません。レストランで例えるなら、注文伝票(申請書)にメニュー(構造や期間)は書きますが、合計金額(占用料)は店側(道路管理者)が計算するのと同じイメージです。

