令和6年度 1級電気通信工事施工管理技士 1次試験 試験問題A 過去問解説 問6~問10

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令和6年度 1級電気通信工事施工管理技士 1次試験 試験問題A 問6~問10

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目次

No.6

解答

2

解説

音声信号などのアナログ信号をデジタル化する際、元の波形を再現するためには 「標本化定理(ナイキストの定理)」 に基づき、最高周波数の2倍以上の速さでサンプリングする必要があります。

必要なサンプリング周波数fs=2×fmax=2×8=16 [kHz]f_s = 2 \times f_{max} = 2 \times 8 = 16 \text{ [kHz]}

1秒あたりのサンプリング回数に、1回(1サンプル)あたりのビット数を掛け合わせます。

S=16,000 [回]×8 [bit]=128 [kbps]S = 16,000 \text{ [回]} \times 8 \text{ [bit]} = 128 \text{ [kbps]}

No.7

解答

3

解説

並列接続の場合、「どちらか一方でも動いていればOK」と考えます。計算式は「1 ー(両方故障する確率)」です。

① システム1が故障する確率:10.90=0.101 – 0.90 = 0.10

② システム1が故障する確率:10.90=0.101 – 0.90 = 0.10

③ 両方が同時に故障する確率:0.10×0.10=0.010.10 \times 0.10 = 0.01

④ 並列部分全体の稼働率:10.01=0.991 – 0.01 = 0.99

直列接続の場合、「すべてが動いていないとダメ」と考えます。計算式は単純に、それぞれの稼働率の掛け算になります。

At=0.99×0.80=0.792A_t = 0.99 \times 0.80 = 0.792

No.8

解答

3

解説

「2の補数」は、「ビットを反転させて1を加える」という手順で作ります。

① 全ビットを反転(1の補数):10111110(0を1に、1を0に入れ替える)

② 1を加える(2の補数):10111110 + 1 = 10111111

(イ)は両方計算して01001100になる方が答えになります。

No.9

解答

4

解説

※文字の上の矢印は横線に置き換えて見てください。いろいろ試しましたが、なぜか横線が表示されませんでした。

NOT回路(三角形に丸): 入力を反転させますAA(A \rightarrow \overrightarrow{A})

OR回路(三日月型): 論理和を出力しますX,YX+Y(X, Y \rightarrow X + Y)

NAND回路(半円に丸): AND(論理積)の反転を出力しますX,YXY(X, Y \rightarrow \overrightarrow{X \cdot Y})

① まず上のゲートを求めます。

入力はAAB\overrightarrow{B}です。

出力は論理積なので、ABA \cdot \overrightarrow{B}となります。

② 次に下のゲートを求めます。

入力はAAB\overrightarrow{B}です。

ORの否定(NOR)なので、出力はA+B\overrightarrow{A + \overrightarrow{B}}となります。

ド・モルガンの法則を使うと

A+B=AB=AB\overrightarrow{A + \overrightarrow{B}} = \overrightarrow{A} \cdot \overrightarrow{\overrightarrow{B}} = \overrightarrow{A} \cdot Bになります。

③ 最後のゲートを求めます。

入力はABA \cdot \overrightarrow{B}AB \overrightarrow{A} \cdot Bです。

F=(AB)+(AB)F = \overrightarrow{(A \cdot \overrightarrow{B}) + (\overrightarrow{A} \cdot B)}

F=(AB)(AB)F = \overrightarrow{(A \cdot \overrightarrow{B})} \cdot \overrightarrow{(\overrightarrow{A} \cdot B)}

F=(A+B)(A+B)F = (\overrightarrow{A} + B) \cdot (A + \overrightarrow{B})

F=AA+AB+BA+BBF = \overrightarrow{A} \cdot A + \overrightarrow{A} \cdot \overrightarrow{B} + B \cdot A + B \cdot \overrightarrow{B}

F=AB+ABF = \overrightarrow{A} \cdot \overrightarrow{B} + A \cdot B

No.10

解答

2

解説

流電流増幅率hFEh_{FE}の式は次の通りです。

hFE=ICIBh_{FE} = \frac{I_C}{I_B}

問題文で指定された条件VCE=5[V],IB=10[μA]V_{CE} = 5 [V], I_B = 10[μA]のときのICI_Cをグラフから探しましょう。

右上の 「VCEICV_{CE}-I_C特性」 のグラフを使います。

VCE=5V_{CE} = 5IB=10I_B = 10の交点からIC=1.5I_C = 1.5[mA]であることがわかります。

なので、

hFE=1.5×10310×106=1.510×103=0.15×1000=150h_{FE} = \frac{1.5 \times 10^{-3}}{10 \times 10^{-6}} = \frac{1.5}{10} \times 10^3 = 0.15 \times 1000 = 150

となります。

この記事を書いた人

30代電気通信エンジニア

所有資格:一陸特、一陸技、電気通信主任技術者(伝送交換)、工事担任者(AI・DD総合種)、電気工事士2種、CCNA(期限切れ)

誰かの役に立てばいいなと思っています。

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