本記事は、「令和7年度 1級電気通信工事施工管理技士 1次試験 試験問題A 問51~問55」の解説になります。
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No.51
解答
4
解説
(ア)
LED(Light Emitting Diode)は、p型とn型の「半導体」を接合した素子です。 絶縁体では電気を通さないため発光しません。
(イ)
LEDランプの寿命は、一般的に40,000時間程度とされており、白熱電球(約1,000〜2,000時間)と比較して圧倒的に「長く」なります。
(ウ)
LEDは電気エネルギーを直接光に変換するため、熱として逃げるエネルギーが少なく、発光効率が「高い」のが最大の特徴です。
No.52
解答
3
解説
(1)正しい
VAV(Variable Air Volume)方式とも呼ばれ、室温に合わせて送る風の「量」を調節することで省エネを図ります。
(2)正しい
CAV(Constant Air Volume)方式と呼ばれ、風量は変えずに「温度」を調節して室温を制御します。
(3)誤り
この記述は「ファンコイルユニット方式」の説明です。
放射冷暖房方式とは、天井や壁などのパネルに冷温水を通し、そこからの放射(ふく射)熱によって冷暖房を行う方式を指します。送風機で空気を循環させるのがメインではありません。
(4)正しい
必要な機能が1つの箱にまとめられた「エアコン」のようなイメージで、取付が比較的容易な方式です。
No.53
解答
4
解説
(1)正しい
粉末が熱で分解されてガス(二酸化炭素や水蒸気)が発生し、酸素を遮断する「窒息効果」と、燃焼反応を止める「負の触媒効果(連鎖の抑制)」で強力に消火します。
(2)正しい
部屋全体に充満させる「全域」、特定の危険物に狙いを絞る「局所」、そして人が操作する「移動式」の3タイプが基本です。
(3)正しい
ガス系消火設備と同様、部屋を密閉状態にして濃度を一定以上に保つことで消火します。
(4)誤り
第3種粉末(リン酸アンモニウム)は、一般的に「ABC消火器」の中身として知られており、普通火災(A)・油火災(B)・電気火災(C)のすべてに適応できます。
No.54
解答
3
解説
(1)正しい
建機の位置をGNSSなどで把握し、設計データ通りに排土板などを自動制御(MC)したり、操作をナビゲート(MG)したりします。
(2)正しい
紙の図面を書き直し、現場で丁張をかけ直す手間が省けるため、データの更新だけで柔軟な対応が可能です。
(3)誤り
ICT土工の最大のメリットの一つは、「丁張(ちょうはり)設置の削減」です。建機自体が自分の位置と設計データを照合して動くため、これまでのように基準となる木杭(丁張)を大量に設置する必要がなくなり、省力化と熟練者不足の解消に貢献しています。
(4)正しい
3次元計測(ドローンなど)を用いることで、従来の点での計測に比べ、面としてのデータを一瞬で取得・計算でき、大幅な時短になります。
No.55
解答
4
解説
地震対策は大きく分けて 「耐震」「免震」「制震」 の3種類があります。
(ア)
「耐震(たいしん)」は柱や梁を強くして、揺れに「耐える」最も一般的な方法です。
(イ)
これは「免震(めんしん)」の説明です。積層ゴムなどの免震装置によって、建物と地盤を切り離し、揺れを「免(まぬが)れる」仕組みです。
(ウ)
これは「制震(せいしん)」の説明です。ダンパーなどの装置を建物内部に組み込み、揺れのエネルギーを吸収して「制御」する仕組みです。

