今回の記事は、工事担任者(総合通信)のおすすめのテキストと勉強方法を紹介します。
ちなみに私は2018年11月に合格しました。
試験を受けた当時は、総合通信ではなくAI・DD総合種という名前でした。
内容はそこまで難しくはありませんが、量が多いので、少し苦労したのを覚えています。
これから受験される方に少しでも役に立ったら嬉しいです。
試験内容のおさらい
まずは試験内容についておさらいしたいと思います。
工事担任者(総合通信)の試験科目は、「電気通信技術の基礎」、「端末設備の接続のための技術及び理論」、「端末設備の接続に関する法規」の3科目です。
合格点は、各科目60点以上です。
電気通信技術の基礎は、問題数が22問で1問4点の問題と5点の問題があります。
端末設備の接続のための技術及び理論は、問題数が50問で1問2点です。
端末設備の接続に関する法規は、問題数が25問で1問4点です。
試験時間は、電気通信技術の基礎と端末設備の接続に関する法規は40分、端末設備の接続のための技術及び理論は80分です。
おすすめのテキスト
次におすすめのテキストを紹介します。
おすすめのテキストは、リックテレコムが出している「工事担任者 総合通信実践問題」です。
こちらの問題集は、過去5回分の試験問題を収録しています。
解説が丁寧なのでわかりやすいです。本番の試験問題は過去問から出題されることが多いので、こちらの問題集を全部解けるようになれば合格できます。
もう少し丁寧な解説が欲しいという方は、リックテレコムが出している「工事担任者 総合通信 標準テキスト」をおすすめします。

このテキストの内容は、図や表を用いて説明されているので、イメージしやすく記憶に残りやすくなっています。また、要点を押さえて説明されていて重要なところに色付けがしてあるので、とてもわかりやすいです。
試験が終わっても、普段の電気通信の業務にも役に立つので、買っておいて損はないです。
おすすめの勉強方法
基本的には上で紹介している問題集を繰り返し解くことをおすすめします。
体感、試験問題の8割くらいは過去問から出題されていると感じました。なので、問題集を完璧に解けるようになれば合格できます。
ただ、試験範囲が広く覚えることが多いので、仕事が忙しくてあまり勉強の時間が取れない方は、2回に分けて合格を目指すのをおすすめします。
その場合は、
①「電気通信技術の基礎」、「端末設備の接続に関する法規」
②「端末設備の接続のための技術及び理論」
に分けて受験するのがおすすめです。
ちなみに私は上記のように2回に分けて受験し合格しました。
私の場合は、大学で電気電子工学科を専攻していたのと、この資格を取る前に第一級陸上特殊技士の勉強をしていたので、電気回路や電子回路などの計算問題はそんなに苦労しませんでした。
電気回路や電子回路などの計算問題が苦手な方は、上で紹介している標準テキストの解説を見て解き方を覚えるのをおすすめします。
法規は暗記するしかないので、ひたすら問題を解きましょう。法規は試験の2週間前くらいから勉強を始めても間に合うと思うので、それまでは他の科目の勉強をすることをおすすめします。
端末設備の接続のための技術及び理論も暗記するのが基本になります。語呂合わせなどして効率よく覚えるのがおすすめです。
おわりに
工事担任者(総合通信)のおすすめのテキストと勉強方法を紹介しましたがいかがだったでしょうか。
この資格試験は、覚える量が多いので、勉強を始める前にざっとひと通り問題集や参考書に目を通すことをおすすめします。
試験までどれくらい勉強する時間があるか、あるいは自分の実力がどれくらいあるかで、3科目一気に合格を目指すか2回に分けて合格を目指すかを判断していただければいいかと思います。
この記事が少しでも役に立ったら嬉しいです。
試験に合格したら、次のステップとして、以下の記事に書かれているような資格にチャレンジするのをおすすめします!
