本記事は、「令和7年度 1級電気通信工事施工管理技士 1次試験 試験問題A 問16~問20」の解説になります。
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No.16
解答
3
解説
シン(Thin:薄い)クライアントとは、端末側に最小限の機能(画面表示と入力のみ)しか持たせず、処理の大部分をサーバ側で行うシステムを指します。
サーバに頼らず端末側でリッチに処理を行うのは、対義語で「ファット(Fat:太い)クライアント」と呼ばれます。
No.17
解答
2
解説
(1)正しい
理想的なオペアンプは入力インピーダンスが無限大であるため、オペアンプの入力端子( や )には電流が流れ込みません。したがって、を通ってきた電流はすべて側へ流れます。
(2)誤り
この回路は「反転増幅回路」と呼ばれ、出力電圧はとなります。この「(マイナス)」は位相が 180度反転 することを意味します。したがって、同位相ではなく逆位相です。
同位相になるのは「非反転増幅回路」(+端子に入力する回路)です。
(3)正しい
オペアンプの「仮想接地(バーチャルグラウンド)」という性質により、端子が接地(0V)されている場合、端子(a点)も理論上 0V とみなされます。
(4)正しい
増幅度は抵抗の比であるによって決定されます。
No.18
解答
2
解説
この回路の出力電圧は、各ビットの値と基準電圧を用いて次の一般式で表されます。
問題文の条件を式に当てはめます。
No.19
解答
4
解説
この回路は「スライサ回路」です。
つまり、入力電圧をとの間に切り取る回路です。
電圧がより高くなろうとすると、ダイオードが「道」を開いて電気を逃がします。
その結果、出力はより上にはなりません。
入力がより低いとき(例えば 0V のとき)、の電池からを通って電気が流れ込みます。その結果、出力はより下にはなりません。
以上から(4)の波形になります。
No.20
解答
2
解説
(1)正しい
石英ファイバの芯(コア)の部分に、エルビウム(Er)などの希土類元素を混ぜ込むことで、増幅機能を持たせています。
(2)誤り
希土類添加光ファイバ増幅器は、半導体光増幅器(SOA)と比較して偏波依存性が非常に小さい(光の振動方向に左右されにくい)という優れた特徴を持っています。
(3)正しい
外部から励起光を当ててエネルギーを与えられたイオンが、信号光が通るタイミングで一斉に同じ光を出す(誘導放出)仕組みを利用しています。
(4)正しい
増幅器自体がファイバの形をしているため、通信路として使っている光ファイバと相性が良く、接続による損失を抑えることができます。


