令和7年度 第1回 工事担任者 総合通信 基礎 過去問解説 第3問

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令和7年度 第1回 工事担任者 総合通信 基礎 第3問

本記事は、「令和7年度 第1回 工事担任者 総合通信 基礎 第3問」の解説になります。

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目次

第3問(ア)

解答

4

解説

※文字の上の矢印は横線に置き換えて見てください。いろいろ試しましたが、なぜか横線が表示されませんでした。

図1、図2、図3のすべての斜線部分を合わせた範囲を求めます。

斜線部分を合わせてみると、ほぼ全部の範囲になりますが、一部分だけ白抜きになります。

つまり、求める範囲は 「全部(AA または BB または CC の範囲)」から「AA かつ BB の範囲」を除いたもの と言えます。

ABC(A+B+C)A または B または C \rightarrow (A + B + C)

ABABA かつ B ではない \rightarrow \overrightarrow{A \cdot B}

これらを組み合わせると(積をとると)、

(A+B+C)AB(A + B + C) \cdot \overrightarrow{A \cdot B}

となります。

第3問(イ)

解答

4

解説

「10進数に置き換えて計算し、最後に16進数に戻す」というステップで進めるとミスが防げます。

16進数では「10以上」をアルファベットで表します。

A=10,B=11,C=12,D=13,E=14,F=15A = 10, B = 11, C = 12, D = 13, E = 14, F = 15

筆算の要領で、右端の桁から順に足していきます。

まず、E+D+3E + D + 3を計算します。

14+13+3=3014 + 13 + 3 = 30(10進数)

これを16進数に直すと、

30=16×1+1430 = 16 \times 1 + 14

なので、下1桁はE(14)E (14)で1繰り上がります。

次に、繰り上がりの1と6+9+C6 + 9 + Cを計算します。

1(繰り上がり)+6+9+12=281 (\text{繰り上がり}) + 6 + 9 + 12 = 28(10進数)

これを16進数に直すと、

28=16×1+1228 = 16 \times 1 + 12

なので、下2桁目はC(12)C (12)で1繰り上がります。

最後に、繰り上がりの1とB+F+AB + F + Aを計算します。

1(繰り上がり)+11+15+10=371 (\text{繰り上がり}) + 11 + 15 + 10 = 37(10進数)

これを16進数に直すと、

37=16×2+537 = 16 \times 2 + 5

なので、下3桁目は5で2繰り上がります。

したがって、計算結果は、「25CE」となります。

第3問(ウ)

解答

3

解説

※文字の上の矢印は横線に置き換えて見てください。いろいろ試しましたが、なぜか横線が表示されませんでした。

フリップフロップに入る手前の信号(S,RS, Rとします)を計算します。

S=abS = \overrightarrow{a} \cdot \overrightarrow{b}

R=a+bR = a + b

NAND回路は入力が共に「1」の場合は「0」。それ以外は「1」になります。

つまり、Sが「0」の場合、出力cは「1」になり、Rが「0」の場合、出力dは「1」になります。

cかdのどちらかの出力がわかれば、あとの部分を求めることができます。

結果は下表になります。

これに当てはまるのが③になります。

スクロールできます
a,ba, bの値S=abS = \overrightarrow{a} \cdot \overrightarrow{b}R=a+bR = a + b出力c出力 d
a=0,b=0a=0, b=01001
a=0,b=1a=0, b=10110
a=1,b=0a=1, b=00110
a=1,b=1a=1, b=10110

第3問(エ)

解答

1

解説

※文字の上の矢印は横線に置き換えて見てください。いろいろ試しましたが、なぜか横線が表示されませんでした。

まず、バー(否定)を外すために、ド・モルガンの法則を使います。

前半部分: (A+B)(A+C)=A+B+A+C\overrightarrow{(A+B) \cdot (A+\overrightarrow{C})} = \overrightarrow{A+B} + \overrightarrow{A+\overrightarrow{C}}

後半部分: (A+B)(A+C)=A+B+A+C\overrightarrow{(\overrightarrow{A}+B) \cdot (\overrightarrow{A}+\overrightarrow{C})} = \overrightarrow{\overrightarrow{A}+B} + \overrightarrow{\overrightarrow{A}+\overrightarrow{C}}

さらにド・モルガンの法則を使います。

A+B=AB\overrightarrow{A+B} = \overrightarrow{A}\overrightarrow{B}

A+C=AC\overrightarrow{A+\overrightarrow{C}} = \overrightarrow{A}C

A+B=AB\overrightarrow{\overrightarrow{A}+B} = A\overrightarrow{B}

A+C=AC\overrightarrow{\overrightarrow{A}+\overrightarrow{C}} = AC

これを元の式に代入します。

X=(AB+AC)(AB+AC)X = (\overrightarrow{A}\overrightarrow{B} + \overrightarrow{A}C) \cdot (A\overrightarrow{B} + AC)

形を変えます。

X={A(B+C)}{A(B+C)}X = \{ \overrightarrow{A} \cdot (\overrightarrow{B} + C) \} \cdot \{ A \cdot (\overrightarrow{B} + C) \}

X=(AA)(B+C)(B+C)X = (\overrightarrow{A} \cdot A) \cdot (\overrightarrow{B} + C) \cdot (\overrightarrow{B} + C)

AA=0\overrightarrow{A} \cdot A = 0 なので

答えは「0」になります。

この記事を書いた人

30代電気通信エンジニア

所有資格:一陸特、一陸技、電気通信主任技術者(伝送交換)、工事担任者(AI・DD総合種)、電気工事士2種、CCNA(期限切れ)

誰かの役に立てばいいなと思っています。

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